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新幹線の電光掲示板には「新幹線は温質効果ガスの排出量が少ない乗り物です。JR東海は、新幹線によるECO出張を提案します」と何度も流れる。しかし、武田邦彦の『つくられた環境問題』によれば、温暖化による環境問題と言われているものは、ほとんどがウソだという。CO2は今の5倍必要だとし、南極の氷も減っておらず、従って氷が溶けていることによる水位の上昇も存在しないと喝破する。この誤解は、南極で氷が溶けている映像が繰り返し放送されることに起因するものだが、そもそも海側の氷は積もってくれば常に海に落ちて溶けるものであり、再び雪が降って積もっているのだという。その上で「南極の気温はむしろ下がっている」「ツバルが水没している原因は地盤沈下である」「温暖化は生物にとって望ましい」…と、科学者として、淡々と刺激的な結論を出していく。ではなぜ、ありもしない環境問題なるものが捏造されたのだろうか。武田は、環境省のセクショナリズムだと指摘。水俣病やイタイイタイ病など、実際に存在した環境問題が全て解決した今、環境省が予算を獲得するためには、将来、危険になるかもしれない環境問題を無理やり作って対策を立てざるを得なくなっている、というのだ。武田の分析が事実とすれば、鳩山首相の25パーセント削減の国際公約も馬鹿らしくなる。さらに言えば、環境問題を分かりやすい大義名分にして、環境税という増税に踏みきろうという財務省の思惑もあるだろう。
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