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権力の二重構造!?

 投稿者:管理人  投稿日:2009年 9月 9日(水)12時27分24秒
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  「権力の二重構造」という批判が飛び交っている。鳩山はそれを否定しているが、滑稽な光景だと言わざるを得ない。権力というのは二重より三重、四重のほうが安定するものである。それよりも深刻な問題は、総理官邸に設置される「国家戦略局」なる諮問会議で政策を全て一元化するという構想が、少数のボスが政党全体を支配することになりかねず、独裁的な要素を強く帯びることになるということである。親分の命令一下を目指してきた小沢一郎らしい発想だが、そもそも政策は、党で決めないと法案が通らない。内閣は法案を提出することしかできず、決めるのは国会議員だという基本を忘れているようだ。内閣(行政府)が政党(立法府)を支配するなど、三権分立を無視した話である。自民党のような、出席や発言が自由な部会のような組織を作らなければ、政策決定に関わっていない議員から反発が出てくるだろう。自民党には、それぞれの部会に、うるさ型の族議員の先生たちがいた。官僚たちをいつも叱り付け、政策を是正してきたから政治主導の政策決定が実現できたのである。所属する国会議員が意見を出し合って政策を決めてきたから、一致団結して国会に臨み、与党議員が揃って賛成票を出したから法案が可決されてきた。小沢は部会や族議員の存在が煩わしかったのだろう。自民党的な政策決定を一貫して批判してきた政治家だった。しかし、民主主義というのは手順なのだから、面倒な作業も民主主義のコストとして必要なのである。そもそも、マニフェストの実現だけが政治家の役割という性質は、危うい政権である。民主党のマニフェストが全て正しいなど、一体誰が決めたのだろうか。  
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